幸せになる勇気
著者｜岸見一郎 古賀史健
出版｜ダイヤモンド社
ジャンル｜自己啓発 ビジネス
オススメしたい人
≫ 人との関わり方を学びたい
≫ 教育について考えたい
目次
本の概要
あれから3年･･･
「青年」は再び「哲人」のもとを訪れる。
『嫌われる勇気』でアドラー心理学を学んだ青年は、教師となっていた。
3年前に学んだアドラー心理学を学校の教育現場で実践したのだが･･･
青年「アドラーの思想はペテンです。とんだペテンです。いや、それどころか、害悪をもたらす危険思想と言わざるをえません。」（P3より）
アドラー心理学の実践に失敗した「青年」と「哲人」との対話が再び始まります。
（青年の毒舌っぷりに、さらに拍車がかかっている気がします）
そして、今回のテーマとも言えるキーワードは『愛』です。
「アドラーの語る愛ほど厳しく、勇気を試される課題はありません」（本書10ページより）
アドラーが説く『愛』とはどのようなものか！？
そして「青年」はアドラー心理学を認める事ができるのか！？
【この本の必読ポイント】
①「他者の関心事」に関心を寄せよ
②叱ってはいけない、ほめてもいけない
③アドラー心理学に「魔法」はない
④「わたしであること」の勇気
⑤与えよ、さらば与えられん
ここがオススメ
■ 三角柱の隠れている一面
三角柱の自分から見えるのは二面だけ。
そこに書かれているのは、
「悪いあの人」
「かわいそうなわたし」
思い悩んだ人が訴えるのは、結局このいずれか。
さて、最後の一面に書かれている言葉とは⁉︎
建設的で科学的な、人間への尊敬にもとづく言葉です。
■ 共同体感覚
身体的に弱い人間に内在しているもの。
それは『共同体感覚』。
それは常に、他者との「つながり」を希求しているということ。
人間が集団を形成し、社会を構築したのは人間の「弱さ」ゆえのもの。
そして人間として生きていく上で必要な3つの「人生のタスク」。
それは『仕事』『交友』『愛』である。
■ 『嫌われる勇気』の復習ができる
前作の『嫌われる勇気』の中で話されていた用語、例えば「課題の分離」などの説明も本作の対話の中でされています。
なので、前作の復習も兼ねてこの『幸せになる勇気』を読むことができます。
こちらから購入することができます。
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