老人と海
著者|ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)
訳 |高見浩
出版|新潮社
目次
あらすじ
『漁師は老いていた』
老人はメキシコ湾流で1人漁をしていたが84日間も全く魚がとれない日が続いていた。
しかし、老人の目は海と同じ色をしており、生き生きとしていてまだ挫けてはいなかった。
不漁が続いてから85日目の漁にて、老人は巨大なカジキマグロと遭遇する。
『老人とカジキマグロとの格闘を描いた物語』が始まる。
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■ カジキとの激闘
冒頭『漁師は老いていた』から始まり、84日間も不漁が続いていることから、この漁師のイメージに対しては「老い」というものを強く想像してしまう・・・
しかし!?
カジキとの激闘では老人とは思えぬ、若々しい一人の海の男のイメージに変わってしまう。
老人がいかにして、巨大なカジキマグロと激闘を繰り広げるか!?
そこには想像を絶する我慢比べが待っている。
■ カジキとの激闘の後に待ち受ける苦難
海の上で起こることは、カジキとの戦いだけではない。
その後に待ち受ける更なる苦難。
カジキとの何日にもわたる格闘、常に網を意識し、手や肩に食い込む網の痛みにも耐え続ける。
また、睡眠もろくに取れない。
そんな中、待ったなしに待ち受ける更なる苦難。
老人の老人とは思えない逞しさ、カジキへの思い、苦難の中の老人の心境に感動を覚えます。
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