「自己肯定感低めの人」のための本
著者|山根洋士
出版|アスコム
オススメしたい人
≫ 自己肯定感低めの人
≫ 自分をダメな人間だと思ってしまう
≫ 自分のことが嫌い
目次
本の概要
本書は
「自己肯定感を高める方法」ではなく
『自己肯定感が低めでも悩まなくなる方法』
が書かれています。
世間では「自己肯定感を高めましょう」という声もあるため、自己肯定感が低いままでも大丈夫なのかと、疑問に思う方もいると思います。
でも大丈夫です。
『心のノイズ(=心のクセ)』に気づくことができれば、どんな自分も受け入れることができるようになり、結果として自己肯定感の低さは気にならなくなります。
本書はその『心のノイズ』が生まれる脳の仕組みから、ノイズに気づく方法、さらにノイズに邪魔されない心をつくる「ノイキャン」エクササイズも丁寧に教えてくれます。
そして、最後には「自分らしく生きる」手がかりも見えてくるはずです。
ここがオススメ
■ 14のタイプの『心のノイズ』
『心のノイズ』と一言でいっても、種類は一つだけではありません。
本書ではノイズを14のタイプに分けて紹介しています。
おそらく、思い当たるノイズがあるのではないでしょうか。
いくつか例を挙げてみます。
「ダメ出しノイズ」
なにをやるにしても自信がなく、堂々とできない。
ちょっとした失敗でも長々と引きずる。
自分には価値がないと勘違いしている。(P73)
「思考停止ノイズ」
決めるのに時間がかかる、いつまで経っても決められない、優柔不断でチャンスを逃しがち。(P81)
他にも「他人ファーストノイズ」や「謙虚謙遜ノイズ」などもあります。
ノイズの名前を聞くだけでもピンとくるものがありますね。
更にはこれらのノイズの対処方法も知ることができます。最初の一歩として何をすればいいかがわかります。
■10の「ノイキャン」エクササイズ
1分でカンタンにできる、ノイズに邪魔されない心の作り方「ノイキャン」エクササイズが10個紹介されています。
今すぐにでも、何も道具を使わずにできるものもあるので、気軽に出来るエクササイズです。
「何だこれ!?」と思ってしまうものや、なかなかユニークなものもあります。
こちらから購入することができます。
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