か「」く「」し「」ご「」と「

か「」く「」し「」ご「」と「

著者|住野よる
出版|新潮文庫
ジャンル|小説 青春小説

あらすじ

登場する5人の男女それぞれが隠していること、好きな人のことや、友達に対しての気持ち。

そして・・・『秘密の力』!?

例えば、大塚君の場合は、クラスメイトのミッキーこと三木さんに特別な想いを抱いている。
でも、急に話しかけたりしたら変な人と思われてしまうかも。

・・・とても奥手な性格の彼。

しかし、そんな大塚君には不思議な力があり、
相手のその時感じた気持ちが、頭の上に「!」「?」「・・・」の記号として浮かんで見える。
授業中なんかは、クラス皆んなの頭の上に「?」のマークが浮かんで見える。

でも、実際あまり役に立たない能力。
相手の本当の気持ちは全く分からない。

でも、その能力のせいで余計にミッキーの事が気になって仕方ない。

5人それぞれがこんな感じで何らかの隠し事があります。
相手へのもどかしい想いを抱えてた、どこかぎこちない日常が描かれています。

学園祭に修学旅行に受験、青春真っ盛りのお話です!


『君の膵臓をたべたい』でお馴染みの、住野よる さんの作品です!

ここがオススメ

■ 結局は人の気持ちはわからない

特別な力を持っていても、相手が何を考えているのか分からない。

誤解してしまうことも・・・

一人ひとり短編になっており、5人それぞれの目線で描かれているのがこのお話の魅力を引き立てています。
5人それぞれの不器用さに共感です!


■ もくじ に注目!

もくじ が面白い作りになっています。
もくじ から5人がどんな秘密を隠しているか推測するのも楽しいです。


■ 2度読みでまた新しい発見!

一度読むと5人全員の隠し事がわかります。
それがわかった上でもう一度読むとまた新たな視点で楽しむことができます。


こちらから購入することができます。

関連書籍

君の膵臓をたべたい

腹を割ったら血が出るだけさ

また、同じ夢を見ていた

青くて痛くて脆い

よるのばけもの

麦本三歩の好きなもの

この気持ちもいつか忘れる

麦本三歩は焼売が好き

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です