赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。(童話とミステリが合わさった何ともメルヘンな事件 第2弾!)

赤ずきん、ピノキオ拾って 死体と出会う。

著者|青柳碧人
出版|双葉社
ジャンル|小説 ミステリー

オススメしたい人
≫ ミステリーが好き
≫ 死体シリーズが好き

あらすじ

「まったく、なんていう拾い物かしら!」

赤ずきんは森の奥に住む猟師のおじさんの元へ、クッキーとワインを届けにいくところでした。
その道中、あるものを拾ってしまいます。

それは・・・

“木でできた人形の腕”でした。

すると、その腕は何かを訴えるように五本の指を動かし始めます。
試しにペンを持たせたところ・・・

『ぼくは、ピノキオです・・・
 ・・・ぼくは、たすけてほしい。』

と訴えてきました。

あまりにも不憫だったため、
赤ずきんは、ピノキオのカラダを取り戻すためにランベルソの街へと繰り出すのでした。


ピノキオを連れて向かう先々には、前作同様さまざまな童話の世界があります。
赤ずきんはその世界観の街を訪問しながら旅します。

その童話の世界というのは・・・

『ピノキオ』
『白雪姫』
『ブレーメンの音楽隊』
『三匹の子豚』

有名なこれら童話の世界。

魔女や小人、動物の住人がいたり、とてもメルヘンでステキな世界です。
しかし、赤ずきんが訪れる先々では、メルヘンらしからぬ物騒な事件が起きている模様です。
タイトル通り、お決まりの死体と出会います。

そして、赤ずきんは持ち前の推理力でこれらの事件に挑むのでした!

ここがオススメ

■ ピノキオといえば

ピノキオの特徴が大いに活かされたミステリ。
ピノキオといえばあれですよね!
嘘をつくと・・・

しかし、赤ずきんはそんなピノキオの特徴のせいで、ランベルソの街では酷い目に!?

驚きと納得のミステリです!


■ 童話ゆえの先入観

有名な童話なので、何となく登場人物や先の展開が予測できてしまう。
でも、そんなところに罠が仕掛けてあります!
読んでいると知らず知らずのうちに、騙されています。

特に白雪姫の話はオススメです!


こちらから購入することができます。

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