読みたいことを、書けばいい。
人生が変わるシンプルな文章術
著者|田中泰延
出版|アルティメット出版
ジャンル|実用書
この本は著者が「読みたいことを好きに書いた」ということがポイントだよ。
この本のタイトル通り僕自身も自分が読みたいと思うようにこの本の紹介をしてみたいと思う。
目次
第一問:あなたはゴリラか? YES・NO
冒頭で、「あなたの職業適性診断YES・NOチャート」について書いてある。
著者の中学校時代に出会った職業診断なのだが・・・
【第一問:あなたはゴリラか? YES・NO】
著者は「YES」を選んだ。
「YES」の先に書いてあったのは、
【あなたはゴリラだ。まず人間になることを考えよう】
職業適正診断のはずなのに、全く関係のなさそうな質問からスタートするのである。
さてこの質問を書いた人はなぜ書いたのか・・・
著者が言うには、この人は「書きたいから書いた」、「自分が読みたかったから」書いたと言っている。
僕もそう思う。
必読ポイント
さて、本書の必読ポイントを紹介します。
著者は本書の中でまともなことは書いていないと言っているが、少なくともブログを書いている僕には目次を読んだ時点で、釘付けにされた内容です。
例えば、
・ネットで読まれている文章の9割は「随筆」
・ターゲットなど想定しなくていい
・承認欲求を満たすのに「書く」は割に合わない
・一次資料に当たる
などなど
まともなことは書いていないと言っている割に、絶対に僕にターゲットを絞ってきているかのような内容が書いてある。
同様に書くことを生業としている人には、なるほどと突き刺さるものばかりだと思われる。
それ以外でもコラムとして「広告の書き方」や「履歴書の書き方」などの実用的なものも紹介してある。
「履歴書の書き方」は僕が職を失った暁には必ず参考にすると思う。
本書の中には著者が実際に企業に提出した履歴書を紹介してある。
志望同義などは、だれもが頷く納得の内容が書かれている。
僕も例外なくその通りに書くことになるだろう。
衝撃の履歴書については是非本書を手に取って見てほしい。
この本全体が、著者自身が読みたいと思う内容になっている。
なっていないと紹介する僕が困る。
本を読み始めるとすぐにゴリラの話が出てくるなど、全体的に著者が本当に好き勝手書いたということがお分かりいただけると思う。
それがこの本の一番の魅力と言える。
おかげさまで、僕は最初から最後まで楽しんで読むことができた。
この本は企画当初、ビジネス書として企画されたものらしいので、当ブログのカテゴリーの本の種類でビジネス書としてこの本を紹介している。
こちらから購入することができます。
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