脳を鍛えるには運動しかない!
最新科学でわかった脳細胞の増やし方
著者|ジョンJ.レイティ(John J. Ratey)
with エリック・ヘイガーマン(Eric Hagerman)
訳 |野中香方子
出版|NHK出版
オススメしたい人
≫ 脳を鍛えたい
≫ 運動が苦手
目次
本の概要
運動が体にいいのはもちろん、脳にもいい影響を与えてくれるます。
しかもその効果が想像以上に凄い!!
運動が苦手、好きじゃないって人も運動の素晴らしさに気付ける本です。
〈運動が脳に与える影響〉
・学校の成績がアップする
・ストレス、不安の緩和
・うつ状態からでも明るい未来が見えてくる
・注意散漫や依存症から脱け出す
・ホルモンバランスを整える
・認知症の予防 など
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SPARK
The Revolutionary
New Science of
Exercise
and the Brain
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ここがオススメ
■ 新しい体育
シカゴの西、ネーパーヴィル・セントラル高校の体育の授業に注目です。
体育の授業で心拍計をつけて運動をしたところ、運動を苦手とする女の子が誰よりも心拍数が高くなっていた。
それはつまり、その子はほぼ全速力で運動していたことが判明したのです。
タイムが悪かったりすると「もっとしっかり走れ」と言ってしまいがちですが、それは間違いだったのです。
心拍計の導入以降、同校の体育の授業の考え方が変わりました。
かけっこで足が遅くても一生懸命に走っているなら評価する。
生徒同士、競争するのではなくて協力する。
大人になっても生涯続けられるような運動の指導する。 など
従来の体育では運動の苦手な子は体育嫌いになる傾向にありましたが、運動を習慣化させることに焦点を当てたプログラムに改良されました。
■ どのような運動が効果的かわかる
運動に対して得意不得意があると思います。
運動が苦手だとなかなか運動をする気持ちにもならないと思いますが、何かのスポーツをしたりジョギングをしないといけないわけではありません。
本書では走ることはもちろんいいのですが、ウォーキング、縄跳び、ダンスなど
楽しみながら体を動かす事も推奨してますので、運動が苦手な方はぜひ参考にしてみてください。
こちらから購入することができます。
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