三千円の使いかた
著者 / 原田ひ香
出版 / 中公文庫
ジャンル / 節約家族小説
ページ数 / 350ページ程度
オススメしたい人
≫ お金の使い方を学びたい人
≫ 生き方を学びたい人
目次
あらすじ
「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」
と祖母は言った。
美帆は祖母からもらったお年玉の三千円を、友達と食べた何回かのマクドナルドと、本(アンの愛情)を買って使い切ってしまう。
その時はまだ美帆の人生は始まったばかりで、自分の小さな選択が、どう人生を変えるかなんて、まったく見えていなかった。
御厨(みくりや)家の女性たちは家族であっても、皆が全く違う生き方をしています。
・就職をして理想の一人暮らしをはじめた美帆
・結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆
・習い事に熱心で向上心の高い母・智子
・一千万円を貯めた祖母・琴子
一見すると理想的なステキな生き方をしている女性たちに見えます。
でも、彼女たちの人生にも悩みが全くないわけではありません。
人生をおくる上で、お金にまつわるピンチもあります。
彼女たちはこれらの問題とどう向き合い、どのように乗り越えていくのでしょうか?
生き方やお金の運用・節約術も学べる人生の教科書になる本です。
そして、物語も楽しめるという、とても贅沢な一冊です!
ここがオススメ
■ 人生の大切な事を学べる
冒頭の「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」から始まり、とても大切な事が学べます。
「家計簿で計画や予定を立てること」(P142)
「あの人のせいで、私は我慢している、というような状態はやめるべきです。それはお互いを不幸に追い込むことになりますよ」(P265)
など、他にも本書の随所で人生を送る上で、とても大切な事を教えてくれます。
■ お金の使い方を学べる
姉・真帆が、証券会社勤務だったことでiDeCoや投資信託などの話も出てきます。
更に、さまざまなお金の節約術も出てくるので、とても参考になります。
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