方舟(忘れることのできない 驚愕の結末!)

方舟

著者|夕木春央
出版|講談社
ジャンル|小説 ミステリー

オススメしたい人
≫ ミステリー好き
≫ 衝撃的な展開を期待している人

あらすじ

山奥にある謎の地下建築。

その謎の建築物に大学時代の友人たちそして、柊一の従兄を合わせた七人でやってきた。
この地下建築は何年も前から放置されており、探検するにはおあつらえむきの施設だった。

しかし道中、道に迷ってしまったため、この地下建築に着いたのは日も暮れる頃。
さらに同じく道に迷っていたという家族三人も加わり、一同は仕方なくここで一夜を明かすことになった。


翌朝、予期せぬことが・・・


突如発生した地震により、入り口の鉄扉付近にあった岩に扉を塞がれてしまい、施設から出ることができなくなった。

さらにあろうことか、地下水も流入し始める。
徐々に水かさは増えていく。
いずれはこの閉ざされた空間が水没する。


タイムリミットはおよそ一週間。


脱出のため地下建築を調べると、脱出に必要なある一つの事実が明らかになる。

それは・・・

“誰か一人を犠牲にすれば脱出できる”
ということ。

トロッコ問題を彷彿させる状況におかれた。


さらに、このような極限の状況の中にあって、殺人事件も起こる。
閉ざされた空間の中での犯行、犯人は明らかに残りの九人の中にいる。

タイムリミットまでに誰か一人に犠牲になってもらわなければならない。
その犠牲になるのは誰か、それは殺人を犯した犯人以外にない。

極限の状況での犯人探しが始まる。

ここがオススメ

■ 迫り来るタイムリミット

地下の施設に閉じ込められ、あろうことか地震により地下水の浸水が起こる。
脱出するタイムリミットはおよそ一週間。

刻一刻と迫る死の恐怖。

始めは余裕が見えていた人たちも、時間が経つにつれ徐々に精神的に追い詰められていく。
時間と共に悪化していく状況に恐怖を感じる。


■ 不可解すぎる殺人事件

地下に閉じ込められ、迫る死のタイムリミット。
そんな中で起こる殺人。

脱出のため協力しあった方がいい状況。
そして、脱出するには誰か一人を犠牲にしないといけない状況で、人の数を減らすメリットがない。

全てが謎に包まれた殺人事件。

しかし、この殺人事件の真相が明らかになった時、鳥肌が立つほどの衝撃に襲われる!!

トラウマものの衝撃です!!


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