星の王子さま Le Petit Prince
著者|サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exup’ery)
訳 |河野万里子
出版|新潮文庫
ジャンル|小説
目次
あらすじ
サハラ砂漠に飛行機を不時着させた時に出会った不思議な王子様。
人の住む地から千マイルも離れた砂漠のまんなか。
道に迷ったわけでも、おなかが空いているわけでもなく、のどか渇いているわけでもない。
そして、
「おねがい・・・・・・ヒツジの絵を描いて・・・・・・」
ヒツジの絵を描いてあげると王子様は、
「病気で弱っている。ちがうのを描いて」
「ふつうのヒツジじゃなくて、牡ヒツジだよ」
「年とりすぎてるよ」、と気に入らない様子。
王子様がヒツジを描いてのはなぜ?
そして、僕がこの出会いで知る大切なこと。
ここがオススメ
■ 王子様の目に映る「おとな」の姿
王子様はとても小さな星から、いろいろな星を点々として、そして地球にやってきた。
途中の星で出会ったいろいろなおたなたち。
・自分の権威を守りたいおとな
・心から称賛されたいおとな
・酒びたりの男
・忙しそうな実業家 など
どのおとなも地球ではどこにでもいるおとなだけど
「おとなって変わってるな」
王子様は、そうつぶやく。
■ 王子様と花とのせつない関係
王子様は大切な花とお別れをして旅に出てきた。
ちょっとひねくれた性格の可愛らしい花。
王子様が地球に来て出会ったヘビ、キツネ、たくさんの花、そして僕。
それらの出会いをとおして気づいた大切なこと。
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