ｉｎｖｅｒｔⅡ［インヴァートⅡ］覗き窓の死角

ｉｎｖｅｒｔII［インヴァートⅡ］
覗き窓の死角

著者｜相沢沙呼
出版｜講談社
ジャンル｜小説　ミステリー

オススメしたい人
≫ ミステリー好き
≫ 前作に衝撃を受けた

あらすじ

城塚翡翠シリーズ第３弾

こちら前作『ｉｎｖｅｒｔ　城塚翡翠倒叙集』と同じく、全てを見通す城塚翡翠が犯人をどのように追い詰めていくかといった内容です。
もちろん、『ｍｅｄｉｕｍ　霊媒探偵城塚翡翠』を未読の方は、先にそちらを読むことを強くお勧めします。

＜今回の主なお話は次の２つ＞

■ 生者の言伝

友達の別荘に不法侵入してくつろいでいた少年。
家主が戻ってきてもすぐに逃げれるようにしていたものの、ちょっとした油断から、友達のお母さんに見つかってしまい･･･犯罪者に！？

また、そんなところに、更に運が悪く城塚翡翠と千和崎真も訪れる。

行き当たりばったりで、何かとズサンな少年の対応に、流石の翡翠も困惑？！

■ 覗き窓の死角

写真家・江刺詢子は、ある人物を殺害すべく殺人の計画を立てている。
ある日、江刺詢子は仕事の合間に立ち寄ったカフェで偶然にも城塚翡翠と知り合う。
知り合ったばかりのため交友関係があまりないということで、あろうことか城塚翡翠をアリバイの証人に仕立てることを計画する。

そして実際に計画が実行されてしまう･･･

当然、翡翠自身が犯罪者のアリバイを証言しなければならない。
普段とは異なる展開に翡翠の様子も何かおかしい。

この巧妙に仕組まれたこの殺人計画に、翡翠はどう立ち向かうのか！？