ブログのページ分析で
「遷移語」って言葉がよく出てくるんだけど
これって何?
何て読むの?
これは「せんいご」と読むよ。
それじゃあ、この遷移語について解説していくね。
All in One SEOのページ分析の中で「遷移語(せんいご)」という言葉を目にすることがあります。
これのせいでページのスコアが上がらないなんてことありますよね。
この遷移語について解説していきます。
目次
All in One SEOのver.4.0.10へのアップデート以降からページのスコアが計測されるようになり遷移語という言葉を見かけるようになりました。
記事の編集画面の下の方に次のような、「ページ分析」という項目が新たに追加されています。
ページの読みやすさを「基本的なSEO」「タイトル」「読みやすさ」の3つからスコアをつけています。
この「読みやすさの」の中に「遷移語」という言葉が出てきます。
そして、この遷移語のせいで「読みやすさ」がエラーになることが多いのです。
この遷移語のせいで「読みやすさ」がエラーになっているね。
遷移語が悪いのは分かったけど、英語で説明されていてわからないよ。
エラーとなっている遷移語の下に次のようなメッセージが表示されています。
None of the sentences contain transition words. Use some.
これを翻訳すると、
どの文にも遷移語は含まれていません。 いくつか使用してください。
という意味になります。(翻訳は「Google翻訳」より)
つまり「遷移語」を使いましょう。ってことだね。
遷移語(せんいご)とは英語で「transition words」のことで、「転換語」という意味になります。
この「転換語」という言葉は文脈を変えるときや強調したいときに使用する言葉で、論理的に説明したり、文章をわかりやすく説明するときに使用します。
いまいちよくわからないなぁ・・・
遷移語・転換語の例をあげてみるね。
- そして (and)
- それで (so then)
- だから (because)
- 最初は (at first)
- 次に (next)
- 後で (later)
- 言い換えると (in other woods)
- ~に加えて (in addition to)
- また (also)
- 同じやり方で (in the same way)
- さらに (additionally)
- したがって (accordingly)
- このために (for this reason)
- 通常 (usually)
- いつものように (as usual)
- 特に (especially)
- 同時に (at the same time)
- 結局は (after all)
- でも (but)
- しかし (however)
- 例えば (for example)
- この場合 (in this case)
- つまり (namely)
- ~といった (such as)
- とりわけ (above all)
- 主に (chiefly)
- 一緒に (together with)
- 比較的 (comparatively)
- まとめると (summary)
- 結果として (as a result)
例として挙げた遷移語・転換語はほんの一部です。
英語では論理的に説明をしたりする場合、転換語は重要とされています。
( )は転換語を英語にした場合のものです。
難しく聞こえるけど、「強調する言葉」、「接続詞」、「文をつなぐ言葉」として考えるとわかりやすいかもね。
結局のところページのスコアを上げるには「遷移語」を意識して文章を書く必要があります。
例えば、「しかし」、「なぜなら」などの言葉をなるべく多く使って書くということです。
しかし、「遷移語」を多く使ったからと言って、必ずしもスコアの点数が上がるわけではありません。
なぜなら、All in One SEOのスコアの判定基準が完全には明らかになっていないからです。
特に英語で論理的でわかりやすい文章を書く場合には、transition wordsは必須と言っていいほど重要なの言葉です。
そのため、All in One SEOはこのtransition wordsに重点を置いています。
そして、この言葉を日本語訳した際に「遷移語」という言葉が意味的に近かったのかもしれません。
実際にこの「遷移語」という言葉は、日本ではなじみのない言葉です。
つまり、日本語では「遷移語」はあまり気にせずに文章を書いているということです。
なので、普通に読みやすい文章を書ければ、この「遷移語」のエラーは無視してもいいのではないかと思われます。
結果的に意識しすぎて文章構造がおかしくなったら元も子もありません。
まとめると、日本語であれば普通に読みやすい文章であれば、「遷移語」を意識する必要はあまりないということ、少し気にして使う程度で大丈夫ということです。
ちなみに、ここの文章では「遷移語」意識して多用してみました。
結果として読みやすくなっているのならいいのですが、「遷移語」を意識しすぎているような感じもします。
文章は自由に書きたいなぁ。
そうだね、個性を出した文章の方が読みやすいってこともあるよね。
- ページ分析の「読みやすさ」の「遷移語」のエラーは「遷移語」を使いなさいということ。
- 「遷移語」とは「転換語」つまり「接続詞」や「文をつなぐ言葉」のこと。
- 「遷移語」は使うかどうかは、そこまでこだわる必要はない。