螺旋プロジェクト8冊「読みやすさ」別紹介
目次
螺旋プロジェクトとは
螺旋プロジェクトとは、8人の作家が共通のルールを決めて、
原始から未来までの歴史物語を書いたもの。
【ルール1】
「海族」vs.「山族」の対立を描く
【ルール2】
共通のキャラクターを登場させる
【ルール3】
共通シーンや象徴モチーフを出す
読みやすさ別紹介
やさしい
難易度 ★☆☆☆☆
今の時代と近いので、言葉や文化を理解しやすい。
『シーソーモンスター』、スピンモンスター
著者/伊坂幸太郎
時代/昭和後期、近未来
『死にがいを求めて生きているの』
著者/朝井リョウ
時代/平成
普 通
難易度 ★★☆☆☆
今とは違うものの価値観や、あまり馴染みのない言葉が出てくる。
『蒼色の大地』
著者/薬丸岳
時代/明治
『コイコワレ』
著者/乾ルカ
時代/昭和前期
やや難しい
難易度 ★★★☆☆
原始と未来の話。
文化や物の名前など、みな想像のものでのため読みづらさを感じる。
『ウナノハテノガタ』
著者/大森兄弟
時代/原始
『天使も怪物も眠る夜』
著者/吉田篤弘
時代/未来
難しい
難易度 ★★★★☆
歴史小説に慣れていないと難しい。
登場人物同士の関係など日本史についてある程度知っておいた方がいい。
『もののふの国』
著者/天野純希
時代/中世・近世
鬼難
難易度 ★★★★★
古代の歴史に慣れていないと難しい。
登場人物同士の関係も複雑。
普通に読めない難読漢字が多い。
『月人壮士』
著者/澤田瞳子
時代/古代